花咲ける騎士道 [映画]





奔放なプレイボーイのファンファンはある少女の貞操を奪ったと、彼女の父親から娘との結婚を迫られます。しかし結婚する気なんか毛頭なかった彼は、結婚から逃れるために軍人に志願します。しかし軍人になった報奨金は、あっさり放り出します。
彼にとって、目下の目標は「結婚から逃れること」これさえ達成できれば、あとは関係ない、と言った感じでした。
また、道中、彼は時の王ルイ15世の公妾ポンパドゥール夫人と王女を山賊から助けます。その時も「ご夫人のキスで十分です」と戦利品のお金は投げ出します。

恋に生きる男ファンファンにとって恋以外はどうでもいいのです。




人生に於いて岐路に立つことは多々あると思います。

女性で一番多いのは、結婚か仕事か。
適齢期にキャリアを最優先に考え、ともすれば「この仕事は人に譲るわけにはいかないけど、結婚ならいつでもできる」なんて思って、気がつけば完全な行き遅れに…なんてことも。
この手の相談は非常に多いです。もちろん、ケース・バイ・ケース、人それぞれです。大抵の場合はどちらを選んでもそれなりに後悔しますが。結婚して育児と家事に追われれば、独身でバリバリ仕事をしていた頃が懐かしくなり、結婚せずに仕事を選べば、仕事に行き詰った時、会社の先行きが不安になった時、社内に自分の居場所がなくなってきた時などに、安易に家庭に入って安らぎを求めたくなります。

これ以外にも岐路はあります。
会社から転勤を命じられた時、地元に残りたいのか会社に残りたいのか、
仕事において、フリーランスで保証はないけどやりがいのある仕事につくか、お金で不安になりたくないので安定した収入が得られる会社に行くか…
どちらも捨てがたいけど、どちらかを捨てなくてはいけない…両方とも!ができないから人は迷うのです。

こういう時は、難しいかもしれませんが、優先順位を付け、最優先だけを選択していくに限ります。
地元に住み続けたいのか、今の仕事を辞めたくないのか
生きがい、やりがいを求めて自分の才能で生きていくのか、それともやりがいはなくとも、安定した収入がほしいのか、そもそも人生をゆだねられる程の才能があるのか…。

答えは人それぞれです。
こういう決断は先送りにすればするほど、事態は悪化します。

恋に生きる男ファンファンは至ってシンプル。
ただ、愛を求めて突っ走るだけです。そして最後には、名声や成功も手にしてしまいます。

あれもこれも…と欲張らずに、最優先事項だけにベストを尽くす、これが一番の成功への近道かもしれません。

昔の人はよく言ったものです、「二兎追う者は一兎も得ず」。
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