バラ [ハーブ・アロマテラピー]

少し前ですが、我が家でもバラの季節を迎えました。

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種類は忘れましたが、大輪で花びらが多く、うっすらとピンク色です。

今回はこのバラで簡単バラ・ジャムを作ってみました。

材料と作り方は…

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ネロリのサンブロックローション [ハーブ・アロマテラピー]

そろそろ日差しの気になる季節。
…ということでサンブロック・ローションを作ってみました。

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作り方は…

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Svetlana Valueva [芸術]

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最近の私のお気に入りは、Svetlana Valueva。
1966年モスクワ生まれの現役の画家さんです。
繊細な色遣い、ミュシャを思わせるフォルムに、何とも言えない色香が漂っています。

他の作品もこちらからお楽しみいただけます。
http://youtu.be/CZfMAJZGMnI

ケルンの水 [ハーブ・アロマテラピー]

17世紀、ケルンは商工業の中心地としていましたが、衛生状況は悪く、悪臭に満ちていました。水状況が悪く、お風呂どころか洗濯もできずにいました。
体臭を隠すための手段は香水でしたが、ムスクなどを用いた重厚な香りがほとんどでした。

そんな中、イタリアから来た調香師ヨハン・マリア・ファリーナ(1685-1766)は、当時イタリアで流行ってきたようなさわやかな香りの香水を作りました。

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私の香りは、イタリアの雨上がりの春の朝を思い起こさせる。故郷のベルガモット、その他いろいろな柑橘、そして花々とハーブ…

そうして誕生したのは有名なケルンの水
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文豪ゲーテやナポレオンにも愛され、後にEau de Cologneの語源にもなります。(ケルンはCöln)

さて、気になるそのレシピは…

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地震の守護聖人と今できること [キリスト教]

地震や災害、天変地異の時には聖アガタの名前が呼ばれます。
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3世紀のシチリアで、総督クィンティアヌスに求婚されるも、それをはねつけ、拷問を甘んじて受け、両方の乳房を切り取られた聖女。
彼女の死後、エトナ火山が噴火した際、彼女の墓にかけられていたベールを迫りくる溶岩に向かって投げると、溶岩がピタリと止まったと言われています。
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聖アガタへの祈りはこちら↓
http://hoarun.web.fc2.com/agatha.html


そして祈るだけではなく、他にもできることがあります。

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私のプリニウス [文学]

http://d.hatena.ne.jp/ophthalmos/20110211/1297358645
ophthalmosさんの「プリニウスの本のことなど」という記事を読んで、ある本を思い出しました。

それが澁澤龍彦の「私のプリニウス」[本]

私のプリニウス (河出文庫)

私のプリニウス (河出文庫)

  • 作者: 澁澤 龍彦
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 1996/09
  • メディア: 文庫


図書館で借りてきて、久しぶりに読みました。
それからこちら↓も借りました。

プリニウス博物誌 植物薬剤篇

プリニウス博物誌 植物薬剤篇

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 八坂書房
  • 発売日: 2009/04
  • メディア: 単行本


残念ながら「植物編」は近くの図書館にはありませんでした[バッド(下向き矢印)]

さて、澁澤龍彦の「私のプリニウス」ですが…

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アプローズ [音楽]

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今夜は1970年トニー賞5部門を受賞したブロードウェイミュージカルアプローズを見に行ってきました[るんるん]

主演は前田美波里さん。練習を重ねたダンスは若い俳優にまったく引けを取っていません。
また、他の役者さんがメインで歌っているときは完全に背景になりきってらっしゃるし、ステージの上でもオンとオフを切り替えが本当に自然で、歌やダンスだけでなく本当に素晴らしい演技でした。

ストーリーは大物女優マーゴ(前田美波里)の役を、彼女に近づきながら虎視眈々と狙う若手女優イヴ(上田亜希子)の物語です。
イヴ役の上田亜希子さんも演技が上手で、途中、本当に彼女が憎らしくなりましたからね。

元ネタはこちら。

イヴの総て [DVD] FRT-019

イヴの総て [DVD] FRT-019

  • 出版社/メーカー: ファーストトレーディング
  • メディア: DVD


マリリン・モンローの出世作とも言われているこちらです。

エリーナ・ガランチャ [音楽]

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このゴージャスな美女は、私のお気に入りのオペラ歌手エリーナ・ガランチャさん[揺れるハート]

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七つの大罪と七つの美徳 [キリスト教]

マインさんの「マインの雑記りたーんず」の「セブン」を読んで、「7」という数字で思いだしたこと。
マインさんの記事↓
http://matasaburousabure.blog.so-net.ne.jp/2011-01-23-6

ラッキー・セブンなんて言葉がありますが、映画「セブン」でもお分かりになる通り、いいことばかりの数字ではありません。

七つの大罪(罪源)はキリスト教用語ですが、聖書に出てくる言葉ではありません。
4世紀のエジプトの修道士エヴァグリオス・ポンティコスの著作に八つの「枢要罪」として現れたのが起源とされていますが、アウレリウス・プルデンティウス・クレメンス(348-413 スペイン)の詩「プシュコマキア」という説も有力です。
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七つの大罪と四終 ヒエロニムス・ボス

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マンドラゴラ [ハーブ・アロマテラピー]

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マンドラゴラは引き抜かれる際に、恐ろしい悲鳴をあげ、それを聞いた者は発狂するか死んでしまう。そのため、ロープを根に結び付け、犬に引かせて掘りだすのが良い。犬はその悲鳴により絶命するが、犬と引き換えにマンドラゴラを手に入れることができる。

こんな恐ろしい言い伝えを持つのがマンドラゴラ
古くから錬金術や魔術に用いられており、グリム兄弟の「ドイツ伝説集」の『絞首台の小人』の話と結び付けられたり、最近では映画「ハリー・ポッター」にも登場したり(マンドレイク)…とまさにファンタジーの世界そのものです。

果たしてこんなあやしい植物が実在するのか――
マンドラゴラ(Mandragora autumnalis ナス科Mandragora属)
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地中海一帯に野生するナス科の茎のない、多年草で、卵形から長楕円形の縮れた大きな根生葉がロゼット状に生える。冬から早春にかけてブルーのベル状の花を花茎の上につける。梅の実大の実は春に実り、時には初夏まで野原にある。

古くからマンドラゴラには雄と雌が存在すると言われています。
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マンドラゴラの雄と雌

中世のヨーロッパではその言い伝えばかりが強調され、マンドラゴラそのものに関する情報はほとんど曖昧でした。
マンドラゴラには雄・雌はありませんが、春咲きと秋咲きの2種類が存在します。
春咲きのマンドラゴラは淡い紫褐色の花を咲かせ、果実はリンゴのようで甘い香りがします。おそらく「雄」と呼ばれている方。
また、秋咲きのマンドラゴラは縮みのある葉を地面に広げ、薄紫色の花を咲かせます。こちらが多分「雌」と呼ばれている方。

さて、その実際の効果は…!?

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