月を踏む女 [キリスト教]
タロットの中には、月に足を載せているカードがたまにあります。
これは、オズワルド・ウィルト版のタロット↓。
そして、これはルネッサンスのヨーロッパでも「無原罪の御宿り」でも見られます。
上2枚はムリーリョ
ミレー
ルーベンス
だからと言って、月を踏む女=聖母マリアとするのは少々気が早いでしょう。
というのも、この記述は新約聖書のヨハネの黙示録の以下の記事に由来するからです。
また、天に大きなしるしが現れた。一人の女が身に太陽をまとい、月を足の下にし、頭には十二の星の冠をかぶっていた。女は身ごもっていたが、子を産む痛みと苦しみのため叫んでいた。また、もう一つのしるしが天に現れた。見よ、火のひょうに赤い大きな竜である。これには七つの頭と十本の角があって、その頭に七つの冠をかぶっていた。竜の尾は、天の星の三分の一を掃き寄せて、地上に投げつけた。そして、竜は子を産もうとしている女の前に立ちはだかり、産んだらその子を食べてしまおうとしていた。
これは、オズワルド・ウィルト版のタロット↓。
そして、これはルネッサンスのヨーロッパでも「無原罪の御宿り」でも見られます。
上2枚はムリーリョ
ミレー
ルーベンス
だからと言って、月を踏む女=聖母マリアとするのは少々気が早いでしょう。
というのも、この記述は新約聖書のヨハネの黙示録の以下の記事に由来するからです。
また、天に大きなしるしが現れた。一人の女が身に太陽をまとい、月を足の下にし、頭には十二の星の冠をかぶっていた。女は身ごもっていたが、子を産む痛みと苦しみのため叫んでいた。また、もう一つのしるしが天に現れた。見よ、火のひょうに赤い大きな竜である。これには七つの頭と十本の角があって、その頭に七つの冠をかぶっていた。竜の尾は、天の星の三分の一を掃き寄せて、地上に投げつけた。そして、竜は子を産もうとしている女の前に立ちはだかり、産んだらその子を食べてしまおうとしていた。
クリスマス・プレゼント [キリスト教]
この季節になるといろんな方からプレゼントをいただきます。
今日はそんな中から一部を紹介したいと思います。
まず、ロシアから届いたイコン。
他にも…
ロシアの伝統的な大判のスカーフや
細かい細工のほどこされた髪留め
ブローチ、マトリョーシカのキーホルダー、インペリアル・エッグのペンダント・トップ
こちらもハンド・ペイントの箱
そしてフランスからは
天使のカレンダー
このように卓上にして使います。
実際に開くとこんな感じです。
バーチカル・タイプのスケジュール帳のように朝8時から夜の20時まで予定が書き込めるようになっているのですが、日付が○月○日ではなく、主の降誕祭つまりクリスマスからカウントされ、第1週目52週目までという表記になっています。完全にクリスチャン仕様です
他にも
お菓子や
ネックレスもいただきました。
では、良いクリスマスを
今日はそんな中から一部を紹介したいと思います。
まず、ロシアから届いたイコン。
他にも…
ロシアの伝統的な大判のスカーフや
細かい細工のほどこされた髪留め
ブローチ、マトリョーシカのキーホルダー、インペリアル・エッグのペンダント・トップ
こちらもハンド・ペイントの箱
そしてフランスからは
天使のカレンダー
このように卓上にして使います。
実際に開くとこんな感じです。
バーチカル・タイプのスケジュール帳のように朝8時から夜の20時まで予定が書き込めるようになっているのですが、日付が○月○日ではなく、主の降誕祭つまりクリスマスからカウントされ、第1週目52週目までという表記になっています。完全にクリスチャン仕様です
他にも
お菓子や
ネックレスもいただきました。
では、良いクリスマスを
リジューの聖テレーズ [キリスト教]
10月1日はリジューの聖テレーズの日です。
聖テレーズ(1873-1897)
実はマザー・テレサ(本名:アグネス・ゴンジャ)のクリスチャン・ネームはリジューの聖テレーズに由来します。
また、フランスの歌手エディット・ピアフが幼少のころ、失明した時も、聖テレーズに祈りをささげて光を取り戻したと言われています。
聖テレーズは、どんな小さなことでも愛を忘れず、目立つことを好まず、ひっそりと生きた人でした。24歳と言う若さで病死した彼女は、苦しくてもいつもほほえみを絶やさず、単純に愛に生きました。
彼女の生い立ちなどはWikipediaで知ることもできますが、彼女の残した手紙や自叙伝を読む方が、より深く知ることができると思います。
聖テレーズの祈りの時に使われるチャプレットは、彼女の享年と同じ24個の珠から構成されています。
ローズクォーツ、アラゴナイト、白メノウ、アマゾナイトで作ったカラー・バージョンのチャプレット。
シンプルに淡水パールだけで作ったもの。
聖テレーズ(1873-1897)
実はマザー・テレサ(本名:アグネス・ゴンジャ)のクリスチャン・ネームはリジューの聖テレーズに由来します。
また、フランスの歌手エディット・ピアフが幼少のころ、失明した時も、聖テレーズに祈りをささげて光を取り戻したと言われています。
聖テレーズは、どんな小さなことでも愛を忘れず、目立つことを好まず、ひっそりと生きた人でした。24歳と言う若さで病死した彼女は、苦しくてもいつもほほえみを絶やさず、単純に愛に生きました。
彼女の生い立ちなどはWikipediaで知ることもできますが、彼女の残した手紙や自叙伝を読む方が、より深く知ることができると思います。
テレーズ 空(から)の手で―リジュの聖テレーズのメッセージ (聖母文庫)
- 作者: コンラッド・ド メーステル
- 出版社/メーカー: 聖母の騎士社
- 発売日: 1987/10
- メディア: 文庫
聖テレーズの祈りの時に使われるチャプレットは、彼女の享年と同じ24個の珠から構成されています。
ローズクォーツ、アラゴナイト、白メノウ、アマゾナイトで作ったカラー・バージョンのチャプレット。
シンプルに淡水パールだけで作ったもの。
地震の守護聖人と今できること [キリスト教]
地震や災害、天変地異の時には聖アガタの名前が呼ばれます。
3世紀のシチリアで、総督クィンティアヌスに求婚されるも、それをはねつけ、拷問を甘んじて受け、両方の乳房を切り取られた聖女。
彼女の死後、エトナ火山が噴火した際、彼女の墓にかけられていたベールを迫りくる溶岩に向かって投げると、溶岩がピタリと止まったと言われています。
聖アガタへの祈りはこちら↓
http://hoarun.web.fc2.com/agatha.html
そして祈るだけではなく、他にもできることがあります。
3世紀のシチリアで、総督クィンティアヌスに求婚されるも、それをはねつけ、拷問を甘んじて受け、両方の乳房を切り取られた聖女。
彼女の死後、エトナ火山が噴火した際、彼女の墓にかけられていたベールを迫りくる溶岩に向かって投げると、溶岩がピタリと止まったと言われています。
聖アガタへの祈りはこちら↓
http://hoarun.web.fc2.com/agatha.html
そして祈るだけではなく、他にもできることがあります。
七つの大罪と七つの美徳 [キリスト教]
マインさんの「マインの雑記りたーんず」の「セブン」を読んで、「7」という数字で思いだしたこと。
マインさんの記事↓
http://matasaburousabure.blog.so-net.ne.jp/2011-01-23-6
ラッキー・セブンなんて言葉がありますが、映画「セブン」でもお分かりになる通り、いいことばかりの数字ではありません。
七つの大罪(罪源)はキリスト教用語ですが、聖書に出てくる言葉ではありません。
4世紀のエジプトの修道士エヴァグリオス・ポンティコスの著作に八つの「枢要罪」として現れたのが起源とされていますが、アウレリウス・プルデンティウス・クレメンス(348-413 スペイン)の詩「プシュコマキア」という説も有力です。
七つの大罪と四終 ヒエロニムス・ボス
マインさんの記事↓
http://matasaburousabure.blog.so-net.ne.jp/2011-01-23-6
ラッキー・セブンなんて言葉がありますが、映画「セブン」でもお分かりになる通り、いいことばかりの数字ではありません。
七つの大罪(罪源)はキリスト教用語ですが、聖書に出てくる言葉ではありません。
4世紀のエジプトの修道士エヴァグリオス・ポンティコスの著作に八つの「枢要罪」として現れたのが起源とされていますが、アウレリウス・プルデンティウス・クレメンス(348-413 スペイン)の詩「プシュコマキア」という説も有力です。
七つの大罪と四終 ヒエロニムス・ボス
ルルドの聖母 [キリスト教]
1858年2月11日、ルルド村に住む14歳の貧しい家の少女ベルナデッタ・スビルーは、妹と友達の3人でマサビエルの洞窟のそばを流れる川で、薪にする流木を集めていました。
川の向こう岸のマサビエルの洞窟の方へ渡ってみようと思ったベルナデットは、川を渡るためにその場で靴と靴下を脱ごうとしました。その時、ベルナデットの耳には、ふいに突風が吹いた様な音が聞こえたが、まわりを見ても木々は少しも揺れていません。
気のせいかと思い、再び靴下を脱ごうしていると、またさっきと同じ突風が吹いたような音が聞こえたので、彼女は、今度はマサビエルの洞窟の方に目をやりました。
すると一部の木々だけが強い突風に煽られたように揺れており、マサビエルの洞窟から現れたと思われる金色の雲にまばゆいばかりの光が射していました。 目をこらしてよく見ると、その光の中には、これまでに見たこともないような美しい女性が立っていました。
その女性は、水色の帯を白いドレスの上に着けており、頭から白いベールを被り、手に白い玉と金の鎖のロザリオを持っていた。足は裸足のままで、足首には黄色い薔薇をつけおり、その姿は、まさしく聖母マリアそのものでした。
次の瞬間、ベルナデットはポケットのロザリオを出して一心に祈りを捧げ、しばらくすると、聖母マリアとそのまわりを照らしていた光は突然消えてなくなりました。 その後、最後の出現の日となる7月16日までの間に聖母マリアは合計18回も出現したといいます。 誰もが知っている「ルルドの泉」の伝説です。 …というわけで、2月11日はルルドの聖母の日なので、ルルドのセンター・メダイを使ったミニ・ロザリオを作ってみました。使った石はチェリー・クォーツ 通常のロザリオの祈りに使います。(2月11日以外でもOKです) また、チャプレットを使った祈りもあります。 興味のある方は↓をどうぞ。 http://hoarun.web.fc2.com/louds.htm チャプレットとロザリオの違いですが、ロザリオとは「ロザリオの祈り」に使うもの、チャプレットはその他の聖人や天使に祈りをささげる時に使います。
来年の手帳 [キリスト教]
カトリック・ダイアリ2011
表紙の絵はムリーリョの「幼子イエスと洗礼者ヨハネ」です。
一見、普通の手帳のようですが、よく見ると、その日読む聖書の個所や聖人の祝日が載っています。
他にも、国内外の郵便料金表や年齢早見表などと一緒に、「日々の祈り」「ロザリオの祈り」「ミサ式次第」などありがたい資料もついています。
…と言っても私の場合は、こうしたキリスト教関係の行事を知るために見るのがほとんどで、あんまり書きこまず、1年たってもほぼきれいなままです
ちなみに仕事のスケジュールなどはに入れちゃう派です。
にびっしり書き込み、上手に活用されてる方っていますよね。尊敬です
良い活用方法があれば、よろしくお願いします。
ちなみにこの手帳のディープなコンテンツは…
アドベント [キリスト教]
アドベントとは、クリスマスを待ち望む期間のことで、日本では「待降節(たいこうせつ)」「降臨節(こうりんせつ)」とも呼ばれています。
宗派にもよりますが、一般的には11月30日に最も近い日曜日(11月27日 - 12月3日の間の日曜日)からクリスマスイブまでの約四週間がこのアドベントにあたります。
我が家ではクリスマス・ツリーは飾らず、アドベント・カレンダーとプレゼピオを飾ることにしています。
こちらがアドベント・カレンダー
周りにある数字の書かれた四角い部分を毎日、外していきます(12/1~12/14まで)。
そしてこれがプレゼピオ
聖家族と羊飼いや博士、天使など、イエス様の誕生を祝っている場面のフィギュア的なものです。
一般的にはテラコッタ製ですが、最近はプラスチック製もあるようです。
でも…
我が家のプレゼピオはコレです(^ ^;)
分かりにくいですが、飼い葉桶の中のイエス様と、ヨハネとマリア。後ろにいるのはロバと牛です。
ふたを閉めるとこんな感じ
バラです
宗派にもよりますが、一般的には11月30日に最も近い日曜日(11月27日 - 12月3日の間の日曜日)からクリスマスイブまでの約四週間がこのアドベントにあたります。
我が家ではクリスマス・ツリーは飾らず、アドベント・カレンダーとプレゼピオを飾ることにしています。
こちらがアドベント・カレンダー
周りにある数字の書かれた四角い部分を毎日、外していきます(12/1~12/14まで)。
そしてこれがプレゼピオ
聖家族と羊飼いや博士、天使など、イエス様の誕生を祝っている場面のフィギュア的なものです。
一般的にはテラコッタ製ですが、最近はプラスチック製もあるようです。
でも…
我が家のプレゼピオはコレです(^ ^;)
分かりにくいですが、飼い葉桶の中のイエス様と、ヨハネとマリア。後ろにいるのはロバと牛です。
ふたを閉めるとこんな感じ
バラです